芥川賞作家・又吉栄喜さん『ガンジスに還る』に感激

本日11月17日公開の映画『ガンジスに還る』に、小説家の又吉栄喜さん(「ギンネム屋敷」「豚の報い」「鯨岩」「呼び寄せる島」など)がご来場されました。

琉球新報で「仏陀の小石」を連載されていたこともあり、舞台となるバラナシへ、2度も渡航経験のあるという又吉さんに、大変興味深い感想をいただきました。


とてもいい映画でした。
インドの文化や、宗教に対して、決して押し付けがましくなく、対等にみられました。
生と死は、常に隣り合わせ。死がすぐそばにあるからこそ、一生懸命生きなければならない、というような気持ちにもなりますね。
「死」を遠いものだとしてしまうと、辛くなってしまう。この映画のように、「生と死」は表裏一体だということを認識していれば、まさに「還る」という風にとらえることもできるでしょう。
現世の慌ただしさ、神々しさ、笑い、が織り交ぜられ、とても良くできた映画でした。インドの風景やヒンドゥー教の教えがたくさん出てくる、ということはないですが、カメラがこの親子を撮ることで、この親子がインドやガンジス川そのものを体現しているように感じました。

 

映画『ガンジスに還る』は、桜坂劇場にて1月4日まで上映。

ガンジスに還る