『希望の国』衝撃の感想

はいさい。
お元気にしていますか。
大寒にムーチー食べましたか?
このところ寒かったり、春のような陽気になったり、朝、着ていくものに失敗すると大変なことになりますね〜。
こんな時は風邪を引き易いですから、みなさんお気をつけください!
さて、今日は先週から公開している『希望の国』の感想のご紹介です。

本作品のメガホンを撮ったのは、桜坂にもファンの多い園子温監督。
『愛のむきだし』『冷たい熱帯魚』『恋の罪』など、実在にあった出来事や事件をヒントに作り上げる内容が毎回センセーショナルな話題を巻き起こしている園監督とあって、注目度大です。その最新作は、なんと原発事故後の日本を描いた劇映画作品で、実際に被災地で取材を重ね、見聞きした事実をもとに描かれていて、フィクションでありながら、未曾有の事態に巻き込まれた人々の“情感”を克明に記録し、“生”や“尊厳”を鮮やかに描写しています。
マーラーの交響曲第10番第一楽章「アダージョ」の妙なる調べとともに、静謐で美しい映像がとらえるのは、震災後の新たな日常と懸命に格闘する家族のひたむきなたたずまい。独特の激しく力強い筆致と、全編にあふれる詩情につつまれて、園監督にしか描けない3.11後の日本の姿が映し出されています。
さてさて、感想をみてみましょう〜。
◯私たちは本当に、3.11寄り添えていたか胸にきざみいきているか寄り添い続ける覚悟があるか、あれから2年が過ぎようとする中、それをつきつけられた映画だ。それを無視して一歩はない。本当の復興はない。
◯昔のヤクザ映画での夏八木さんしらなかったが、ここまで優しいおじいちゃんを演じる夏八木さん、そして健忘症の妻を演じる大矢直子さん、特にこの2人の演技をみるだけでも価値があります。いつもながら園子温監督のキャスティング力の正確さには驚かされます。
◯いやだあ〜園子温今までで一番こわい映画つくりやがって!!いやだあ〜園子温!!(販売員)
◯シナリオがしっかりしていて、役者の存在感が、期待していた以上の完成度。何度でも味わうにたる作品だと思いました。
本当の勇気とは何か。人間の尊厳とは何か。しみじみ考えさせられました。その尊厳を押しつぶす力への怒りがだから、ジワジワと強く胸の底に沸き起こってきます。フィクションが現実を撃つ力を持つそのことを体感させられたのでもありました。(ノンフィクションライター)
◯家族愛、夫婦愛、そして別れがあり、今後の不安、そして迷い、その中でも生活していかなければいけないので大変さが伝わりました。(自営業)
◯どう表現して良いのか分からない。何を希望に生きているか。
見えない恐怖、脅威の中、見えない未来に向かって、生きていくことは可能なのでしょうか。なぜこれを「希望」と呼べるのか。そして、これまで自分の描いていた希望というものの陳腐で容易なイメージを考えさせられるこの中でいかに生きていくか、希望の国で。(教員)
◯ワンシーンワンシーンが絵葉書のように美しいのに、そこにはこれ以上ない皮肉が詰まっている。庭先でアネモネやパンジーが咲き誇っているのに、数メートル先は放射線除染区域。砂辺で男女が涙を流して抱き合っているのに足元には針のふれるガイガーカウンター。「美しさ」で心をごまかさず、生きていたい。(記者)
◯震災当時の感覚がよみがえった。あれから何回泣いただろう、又泣いた。逃げおおせたとほっとしていてもすぐ追いつかれる絶望は常に追いついてくる。希望は未来にあるものと思っていたけど過去にあったんだな。(会社員)
◯「愛があればなんとかなる」それを言いたかったのでしょうか?
確かに夫婦愛、家族愛、子供への愛、郷土愛全てが強烈に写ってた気がします。
原発事故がなければ、ここまで強烈に思うことはなかったのかなー?こういう物語が2年前の東北にがしかしあったのかと思うとまた切なくなりました。
NO MORE NUKE!(エンターテイメントウェブサイト)
◯TVや雑誌等で原発被災地のコトは知っていたけれど、この希望の国をみて、知ってるつもりだったのでは、と痛く感じました。もっともっと知るべきコト、そして自分から発信できるコトってやらなければと感じました。まるでありのままを映し出していてみてよかったとみてほしいと思いました。次は誰かを誘ってみにきます。(作業療法士)
◯まんま3.11を映画にするのはキツイのではないかと思いつつ見に来ましたが、やはりキツかったです。3組の夫婦の話としてはステキでした。3人の女性にとことん寄り添おうとする男性像は今、現実そういうケースの方が少ないので、徹底して寄り添う男性が描かれていたのだろうと切なく思いました。夏八木さんは名演でした。(アナウンサー)
◯「希望の国」というものだから、思いっきりハッピーエンドなストーリーを思い描いていましたが、これが大間違い。私がバカでした。この国はとっくに「安全」「安心」から遠くはなれた所に来てしまったのに、そのことを忘れてしまう。あるいは目をつむるという行為が3.11からわずか2年もたたずにすっかり浸透してしまっているように思う。(記者)
なるほど〜。
みなさん思う所があるようですね。
あれから2年が経った今だからこそ、できること、感じることを大切にしたいですね。
ちなみに素晴らしい演技を披露している大矢直子さんですが、実は体調を崩されて女優業を控えていた時期に、園子温監督の熱いオファーに応えての出演が決定したそうです。本当に彼女の存在感が圧倒的で、園子温の女優の良さを引き出す能力はさすがだと実感しました。
桜坂劇場での上映時間はコチラです。
それでは、みなさん桜坂劇場でおあいしましょう〜。


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