検証!ナゼ『冬の小鳥』で泣くのか



(C)2009 Copyright DCG Plus & NOW Films, GLORIA Films. All Rights Reserved.
小学生の頃、拾った子犬を家に連れて帰ったら、「ダメ」と言われたときの衝撃。『え!?コレって悪いことなの?』。カワイイ子犬との切ない別れ。期待させてしまった子犬に対する申し訳ない気持ち。まったく理解できない理由を話す親への怒り。親を説得できない無力な己への怒り。布団に隠れて、声を押し殺しながら泣いた夜。もっと交渉上手になってやると誓った日。子供時代は、色んなことが思い通りにいかず、悔しい思いをしたものです。願望を叶えるためには、実績と金と力が必要。大人社会のルールを理解するまでに、多くの挫折を繰り返してきました。『冬の小鳥』の主人公、少女ジニを観ていると、布団で泣いたあの夜が思い出され、つい、一緒に泣いてしまいます。




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そう、この映画のスゴイところは、ジニが可哀想で泣いてるんじゃないこと。彼女自身は、孤児だし、可哀想な子そのものなんだけど、その境遇が泣かせるのではないのです。孤児という事実以外、特に号泣する程悲しい出来事は映画の中にでてきません。反抗的な態度や、大きい目にいっぱいに溜めた涙、怒りに震える背中を見ているうちに、気持ちだけが小学生時代にタイムスリップ。ジニに気持ちが重なり、一緒に泣くんです。あれ?いつの間にかジニより泣いてるわたし。。。そうなんです。もっとよくよく考えてみると、大人になっても、思うようにいかないことは多々あるんですよね。金と力と実績、無いですし。。。まぁ、泣くほどのことでもないし、妥協という技で自分をごまかせるし、酒飲んで騒げば忘れるし。全然大丈夫だけど、今日は、懐かしい気持ちを思い出せて、気持ちのいい涙を流しました!
そんなわけで、『冬の小鳥』は桜坂劇場で今日から絶賛上映中!!
リウボウホールでの上映、あしびなーでの上映もあります。お見逃しなくニコニコ
桜坂劇場 2/26(土)〜3/18(金)
リウボウホール 3/23(水)〜28(月)
沖縄市民小劇場あしびなー 4/25(月)・26(火)
時間は
sakurazakaFunC/桜坂劇場HP/新聞
でご確認下さい。
余談ですが、本日より、少年の気持ちを忘れない映画『キック・アス』も絶賛公開!『冬の小鳥』とは別の意味で、幼少時代に戻れます。とくに男子は、あんなことしたかったかも。笑いたい人はこちらもオススメです。
(文:下地でした)


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