ブラインドサイト〜小さな登山者たち〜

ブラインドサイト〜小さな登山者たち〜

ブラインドサイト〜小さな登山者たち〜
10/6(土)〜12(金)
時間/11:30/14:00/16:30/19:00
2006年/イギリス/カラー/104分
監督:ルーシー・ウォーカー
出演:サブリエ・テンバーケン/エリック・ヴァイエンマイヤー

ブラインドサイト(盲目)。
チベットで盲目の人は悪魔に取り憑かれていると言われ、子供の頃からひどい差別を受け、親からも社会からも拒絶されるという悲しい現実に直面する。
世界的に有名な盲目の登山家エリック・ヴァイエンマイヤーはチベットで盲人学校を設立した盲目のドイツ人教育家サブリエ・テンバーケンから、一通の手紙を受け取る。
それが発端となり、盲人学校の6人の子供たちがエベレスト登山に挑むプロジェクトが始まる。


ブラインドサイト=盲目
この映画は上映前から観たいと思っていました。
何故なら、盲目の子供達がエベレスト登山に挑戦するドキュメンタリーだから。
目が見えない子供達が登山? しかもエベレスト!?
一体、どういう事だろう? どうやって目の見えない子達が登るのか・・・
興味津々でした。
観た感想をネタバレしない程度に書きますと・・・・・・
唖然としたのは古くからの因習による盲目の人々に対するチベットでの心ない言葉や差別。
盲人を最初から役立たずの烙印を押し、蔑む人々の中で生きて来た子供達に
きちんとした教育を受けさせる為、初めての盲人学校を設立したサブリエ。
彼女の行動力と子供達に対する想いは熱く、子供達が自立できるように、
子供達が自分の可能性に気づくようにと考える姿勢はまさに教育者の鏡。
そんなサブリエから盲目登山者のエリックへ、子供達にエリックの登山体験談を
話して聞かせて欲しいという手紙が届いた事がきっかけで6人の子供達が
世界で1番高い山、エベレストへ登るというチャレンジが始まるのです。
6人の子供達と共に登山するチームにはエリックと共に山を登った6人のスペシャリスト達。
彼らがマンツーマンで子供達のガイドにつき、そして登山訓練を行い、いよいよヒマラヤ山脈へ。
最初の行程は子供達も歌を歌ったり、はしゃいだりしてまるでハイキングのようで楽しそうでしたが、
やはり高度が高くなると体力のない子や体調不良を訴える子が出始めて・・・・・・
この映画で私が1番見習いたいと思ったのは、子供達と行動を共にした大人達。
エベレスト登頂を目指すという事は、大人であっても死と隣り合わせの危険な登山。
登山のスペシャリスト達やサブリエは子供達が安全に楽しく登頂できるように気を配り、話合い、
時には激しく意見をぶつからせる。
まっすぐに相手に気持ちを伝え合う彼らに感嘆しました。それも彼らが西洋人だから、なのでしょうか?
また、目の見えない彼らにとって表情で相手の様子を察知するのは無理で言葉にして言わなければいけない。
右に崖があるから気をつけろ・・・・・・気分はどう?・・・・・・頭が痛い・・・・・・
など、私達にとって言わなくても当たり前な事、大丈夫な事も彼らには必要な事なのだな、と感じました。
いえ、私達にとっても言葉にして自分の気持ちを相手に伝える事は当たり前の事で、大事なことなのでしょう。
今の世の中、その当たり前が無くなって来ているのかもしれません。
私は、盲目の子供達が自分に限界を決めずにチャレンジする姿勢から、やる気と何事にも限界はないのだという
希望を得、子供たちに同行した大人達から話し合う事の大切さ、子供達を導くその姿勢(うまくは言えませんが)
を学んだような気がします。
この作品を観た方はどんな感じ方、どんな想いを持ったでしょうか?

 優         

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