モリのいる場所

公開予定日
2018年06月30日(土)
作品情報
2018年/日本/カラー/99分
スタッフ
監督:沖田修一
出演
山﨑努/樹木希林/加瀬亮/吉村界人/光石研/青木崇高/吹越滿/池谷のぶえ/きたろう/林与一/三上博史
公式サイト
http://mori-movie.com/

若い頃はイケメンだったんですよぉ?
白ひげ爺さんの「とある一日」。

少し前に某番組で、オリエンタルラジオのあっちゃんがピカソについて次のようなことを言っていた。「ピカソの絵は正直何が凄いのかよくわからないけど、彼の絵を理解できないということを大きな声では言いづらい空気が世間にはある」わかるわかる。ピカソに限らず芸術家の作品って、凡人には理解できないものばかり…。けど、あっちゃんは次のようなことも語ってた。「ピカソが理解できないからアートは面白くない、ではなく、ピカソを理解できたらアートが面白くなるかもしれない」そうかもそうかも。何事も理解することから始まるはずなのに、天才が蔓延る芸術の分野だけはそこを敬遠しがち…。熊谷守一の作品もそうだ。月並みな言葉で言うと、どことなく「味はある」。ただ、どこがどういいのかはよくわからない。もし彼という人間を知ることができたのならば、こんな自分でもアートに理解を示すことができるのだろうか?



稀代の画家・熊谷守一、通称モリ。30年間、一日中自宅の庭を散策し続ける爺さん。文化勲章の授与を検討されるほど評価されている画家らしいが…。モリにとっての絵画、自宅の庭、妻、周囲の人々。それらを垣間見ていく中で「生きること」の意味を問う本作を見た今、少しはわかった気がする。芸術に理解を示すにはまだまだ時間はかかりそう。けど、モリを演じる山﨑努と、『万引き家族(’18)』で話題の樹木希林による老夫婦の絶妙な掛け合いも手伝って、その足掛かりになりそうな”なにか”は、きっと誰もがこの作品から見つけられるはずだ。それとは別にこうも思う。「やっぱミュシャ展、行っときゃよかったなぁ」と。(508)

©︎2017「モリのいる場所」製作委員会


日付 上映開始時間
6/30(土) 12:30 / 14:40
7/1(日)〜7/3(火) 12:50 / 14:50 / 17:00
7/4(水) 12:50 / 14:50
7/5(木)・7/6(金) 12:50 / 14:50 / 17:00
7/7(土)〜7/13(金) 12:30 / 14:30
7/14(土) 12:50 / 17:10
7/15(日) 10:00 / 12:20
7/16(月)〜7/20(金) 12:50 / 17:10
7/21(土) 10:00
7/22(日)〜7/27(金) 16:50
7/28(土)〜8/3(金) 12:00
8/4(土)〜 調整中です