ザ・スクエア 思いやりの聖域

公開予定日
2018年07月07日(土)
作品情報
2017年/スウェーデン・ドイツ・フランス・デンマーク/カラー/151分/英語・スウェーデン語
スタッフ
監督:リューベン・オストルンド
出演
クレス・バング/エリザベス・モス/ドミニク・ウェスト/テリー・ノタリー
公式サイト
http://www.transformer.co.jp/m/thesquare/
第70回 カンヌ国際映画祭【パルムドール(最高賞)】受賞
第90回 アカデミー賞【外国語映画賞】ノミネート
第75回 ゴールデン・グローブ賞【外国語映画賞】ノミネート
第53回 スウェーデン・アカデミー賞【監督賞】【撮影賞】受賞
第33回 シカゴ映画批評家協会賞【外国語映画賞】受賞

四角形の聖域で、あなたの心が試される。

美術館にはさまざまなアート作品が展示され、それらを観るために老若男女いろんな人がやってくる。美術館で監視員のアルバイトをしていたとき、私は展示室の隅の席で座りながら、よく人間観察をしていた。現代美術館の展示室は一般的に「ホワイト・キューブ」(白い立方体)と呼ばれる真っ白な壁と天井が特徴的な、ニュートラルな空間とされている。そこにいる監視員は、観客と作品に気を配るのが仕事なので、お客さんが来ないときは睡魔との死闘が待っているのだが、美術館は私にとって、静かながらとびきり刺激的な場所だ。この映画に登場する現代美術館のキューレーターのクリスティアンは、地面に四角い形をかたどった作品の展示会を企画している。その作品「ザ・スクエア」の中ではすべての人が平等の権利を持ち、公平に扱われる「思いやりの聖域」というコンセプトがあり、現代社会が抱える格差や差別への問題提起という狙いがあった。ある日、クリスティアンは道で人助けをしたつもりが、彼の善意とは裏腹に、財布と携帯電話を盗まれてしまう。その携帯電話を取り返すべく、彼は部下の突飛な思いつきを実行に移すが、次々にトラブルに巻き込まれ、誠意が裏切られていく結果に陥ってしまう。ちなみに「スクエア」とは、主に左右対称にきっちりと整えられた正方形を意味する。しかし、一方で柔軟性に欠け、融通のきかない、型にはまったことしかできない様子を表す、皮肉な意味も持ち合わせている。さて、私たちは不可解で未知なものに対してどこまで寛容でいられるのだろうか?(L)


日付 上映開始時間
7/7(土) 14:50
7/8(日) 15:00
7/9(月)〜7/13(金) 14:20
7/14(土)〜7/19(木) 15:30
7/20(金) 13:00
7/21(土) 09:40
7/22(日)〜7/27(金) 20:20
7/28(土) 21:10
7/29(日) 休映
7/30(月)〜8/3(金) 21:10