テル ミー ライズ

作品情報
1968年/イギリス/カラー/98分/英語/R15+
スタッフ
監督:ピーター・ブルック
出演
マーク・ジョーンズ/ポーリーン・マンロー/ロバート・ラングドン・ロイド/グレンダ・ジャクソン/イアン・ホッグ
公式サイト
http://tellmelies.jp/

かつて、カンヌ映画祭で上映取り消しとなったベトナム反戦映画。
50年の時を経て日本初公開。

沖縄の基地から飛び立ったB52が、ベトナムで何人の命を奪ったのか。沖縄の人々がベトナム戦を語るとき、こんな具合に当事者意識がぬぐいきれない。
アメリカが正義を掲げ、全精力を傾けたあの不幸な戦争を、部外者の国の人々はどう見ていたのか。
舞台は1968年、イギリスのロンドン。ある日、無残な姿で写真に写るベトナムの子供の姿を見たイギリスの3名の若者たち。遠く離れた地の、この不幸を止めるため、自分たちに何ができるのか?なぜ戦争は起こるのか?彼らは写真に衝撃を受けたと同時に、たくさんの疑問にぶつかった。ベトナム戦争について調べ、政治家とディベートし、反戦運動に参加しながら、何もできない自らの無力さに向き合っていく。という、セミドキュメンタリー。
あまりにも痛烈に、そして皮肉たっぷりにベトナム戦争を非難したからなのか、カンヌでは上映中止となる。その後、作品の後、素材の自体が紛失。2011年に奇跡的に発見され、この度、日本初の上映が決定した。


演劇界の巨匠ピーター・ブルックによる、セミドキュメンタリーという手法

ミュージカルやアングラな芝居風景など、ドキュメンタリーだけじゃない部分を含むことで、作り物感を演出した独特な手法を用いた本作。
登場人物たちは座り心地の良さそうな椅子に深々と腰掛け、知識人や文化人を気取り、悠々とベトナム戦を語る。生きがいを見つけたかのように反戦運動に熱を上げる若者もいる。
現場の悲惨な状況を微塵も感じさせない「部外者たち」の姿を映し出すことが、痛烈な批判につながっているところがすごい。(shimo)

© Brook Productions 2012


日付 上映開始時間
9/24(月)〜9/28(金) 10:20
9/29(土) 09:40
9/30(日) 21:50
10/1(月)〜10/5(金) 10:20
10/6(土)〜 調整中です