まぶいぐみ 〜ニューカレドニア引き裂かれた移民史〜

作品情報
2017年/日本/カラー/110分
スタッフ
監督:本郷義明『徐葆光が見た琉球 冊封と琉球('13)』/原作:三木健
出演
マリージョゼ・ミッシェル/モリス・フェル/津田睦美/三木健/永田由利子/ジャン=ピエール・ゼンコロー/レオン・ウイチ/フィリポン・グラジュエーラ/ルイ・ナカムラ/ビクトワール・ナカムラ/ルーシー・マツダ/ルイーズ・マツダ/ヤニック・サクモリ/ベルナール・イキハラ
公式サイト
https://mabuigumi.com/
2018年度 文化庁映画賞【大賞】受賞

自分の魂の半分はどこにあり、
誰とつながっているのだろうか。

移民の歴史を知らないナイチャーのわたしは、「世界のウチナーンチュ大会」がなぜあんなに盛り上がっているのか疑問ですらあった。片鱗ではあるが、その意味と重みが、この映画をみることで初めて理解できた。
生活の為、南太平洋の島・ニューカレドニアに移民した人々は、太平洋戦争下で適正外国人としてオーストラリアの強制収容所に抑留された。収容所で亡くなった人、強制送還で沖縄に帰されまた家族をもった人もいた。引き離された家族は適正外国人の家族という差別に苦しみながら不在の伴侶、父親、祖父を追い続ける。映画の中では、父親を急に失うことによって自分のルーツがわからくなる苦しみから一気に解放される姿がとても心を打つ。沖縄という島とニューカレドニアという島が磁石のようにくっつき合い、ハグしまくりなのだが、それがとても羨ましい。島の環境も似ているが2つの島の人々が大らかで明るく、兄弟姉妹であることを納得させるそっくりさなのが印象的だ。(星)


日付 上映開始時間
12/16(日)〜12/21(金) 12:30