ヴィクトリア女王 最期の秘密

公開予定日
2019年02月23日(土)
作品情報
2017年/イギリス・アメリカ/カラー/112分/英語
スタッフ
監督:スティーヴン・フリアーズ『あなたを抱きしめる日まで('13)』
出演
ジュディ・デンチ/アリ・ファザル/エディ・イザード/アディール・アクタル/ティム・ピゴット=スミス/マイケル・ガンボン
公式サイト
http://www.victoria-abdul.jp/

イギリス王室が誇る帝国の象徴 ヴィクトリア女王
世界が驚いた、女王にまつわる新事実

1887年、ヴィクトリア女王は、王室を揺るがす人間を城に招き入れた。植民地、インドからやってきた、長身でハンサムで教養を備えた男。彼の名はアブドゥル・カムリ。ヴィクトリアはアブドゥルをとても気に入り、従僕としてそばに置いた。インド皇帝でありながら、現地に行ったことのないヴィクトリアは、アブドゥルを通してインドの文化や言語を学ぶ。親密度を増す二人の関係は、やがて王室内の嫉妬、妬み、陰口を生んでしまう。特に女王の息子たちは、血縁もない、身分の低い外国人が、息子のように可愛がられる様子を、黙って見ていることができなかった。女王の死後、インドに戻ったアブドゥルだったが、女王と交わした手紙や、ふたりで過ごした記録は、全て焼き捨てられた。はずだった。
2010年、アブドゥルの日記が発見され、原作「 Victoria & Abdul : The True Story of the Queen’s Closest Confidant (ヴィクトリアとアブドゥル:女王腹心の友 その真実の物語)」(2010/未訳/シュラバニ・バス著)が生まれた。
そこには、肌の色や階級を超えて信頼し合う二人の真実の言葉が綴られていた。

大女優ジュディ・デンチ 20年ぶりのヴィクトリア役
女王を演じるのは、この女性しかいない

御歳84歳、007シリーズの「M」役をはじめ、出演作の絶えないイギリスの名女優、ジュディ・デンチ。彼女は、『Queen Victria 至上の恋』(1999年/監督:ジョン・マッデン)で、一度ヴィクトリアを演じている。その際、彼女自身もヴィクトリアについて調べられるだけ調べ、女性としても尊敬していると発言している。1837年18歳で女王に即位し、以降63年間君臨し続けたヴィクトリアの「威厳、プライド、知性、そして脆さを体現できる役者は、彼女しかいない」と、監督のフリアーズ。顔もヴィクトリアにそっくりなんだとか。
一般人には計り知れない、王座のプレッシャーをはねのけ、インド人アブドゥルとキラキラした晩年を送るヴィクトリアを、魅力的に演じている。


「アブドゥル・カムリ」 とは
作中では、即位50周年の祝祭で、女王に記念硬貨を献上する役目でイギリスへ
渡ったとされるアブドゥル。しかし、史実は少し違う。かねてよりインドの文化に憧れ
を抱いていたヴィクトリアが、即位50周年を機に、インド人の給仕を雇うことを希望
し、呼び寄せられた2人のうちの1人がアブドゥルだった。インドから英国へ送られた
とき、アブドゥルは24歳。(ヴィクトリアは67歳)女王とアブドゥルが会話できるよう、
特別に英語のレッスンが手配され、アブドゥルは毎晩女王にウルドゥー語のレッスン
をした。二人の様子を盗み見て陰口を叩く周囲に嫌気がさす女王は、アブドゥルと
別荘へ向かい、そこで、抱えてきた本音をアブドゥルへ打ち明ける。
「私は愚かな年寄り。生きている意味がある?」と問う女王にアブドゥルは「己のため
ではなく大義のために生きるのです」と答える。その日から、アブドゥルに「ムシン
(秘書/教師)」の称号が与えられる。
女王の息子であるバーティー(後のエドワード7世)は、母とアブドゥルの間で交わさ
れた全ての書籍を廃棄したが、ウルドゥー語の日記は、読める者が誰一人いなかっ
たため、21世紀に残されることとなった。

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日付 上映開始時間
2/23(土) 09:40 / 14:10 / 21:50
2/24(日)〜3/1(金) 12:20 / 14:40 / 19:30
3/2(土)〜 調整中です