津軽のカマリ

作品情報
2018年/日本/モノクロ・カラー/104分
スタッフ
監督:大西功一
出演
初代 高橋竹山/二代目 高橋竹山
公式サイト
http://tsugaru-kamari.com/
映画『津軽のカマリ』公開記念
「初代高橋竹山を 語り、弾き、歌う」

3/20(水)
二代目高橋竹山 演奏会 with 小田朋美(ピアノ)
【リンク】http://sakura-zaka.com/event-info/18459


3/21(木・祝) 舞台挨拶付先行上映 13:00〜
ゲスト:大西功一監督、二代目高橋竹山
料金:一律1,500円
※招待券はご利用いただけません。


(c)2018 Koichi Onishi

津軽、ぞして時代が生み出した名匠・高橋竹山
雪深い地を歩み切り開くかのような、力強さ。極寒のなか人間の体温に触れたような温かさ。この土地だからこそ、盲人であるからこその音色。高橋竹山の三味線は圧倒的だ。人間の、ぎりぎりから這い上がって生きてきた者にしか出せない、そんな次元の違いを感じる。
これでしか食べていく方法のなかった三味線弾き・門付けだった竹山は、津軽の地で、最も蔑まれてきた者たちの一人である。その生きる為の覚悟たるや。「津軽の匂い(カマリ)が湧き出るような音を出したい」と生前語った竹山。匂い立つなんてもんじゃない、全身に浴びせられ、動機が止まらない……!
飢餓や差別、津軽の積み重なった暗い歴史、その重みをベベンッと浄化し奏でる竹山さん。ああ、竹山さんよ!
今も残る、青森独特の風習や文化に目をこらしながら、今は亡き初代高橋竹山を堪能する。

二代目 高橋竹山の旅
 竹山の名を襲名した、二代目高橋竹山が、師とともに訪れた沖縄や、初代が巡業中に三陸大津波に見舞われた地・岩手県野田村をまわり、これまで独演をしてこなかった青森市内に辿り着く、ロードムービーも展開される。それまるで、いまは亡き師を追いかけ、その名を受け継ぐための試練であるようにも思える。   
彼女が旅先で幾度も慰霊のために拝む姿が印象的だ。拝む度に、彼女の三味線に誰かの魂が込められていくかのようだ。津軽の地、終焉に向かう二代目竹山の音に、耳をすませるべし。 (腰抜け星)

初代 高橋竹山
一九一〇年、青森県東津軽郡中平内村(現・平内町)字小湊で生まれる。 本名定蔵。幼いころ麻疹をこじらせ半ば失明。近在のボサマから三味線と唄を習い東北近県を門付けして歩いた。戦後「津軽民謡の神様」と言われた成田雲竹の伴奏者として各地を興行、竹山を名乗る。一九六四年に独立、津軽三味線の独奏という芸域を切り開いた。その音色は圧倒的。本作でもたっぷり初代竹山の演奏を聞くことができる。

日付 上映開始時間
3/23(土) 14:40
3/24(日)〜27(水) 14:00
3/28(木) 14:40
3/29(金) 14:00
3/30(土)・3/31(日) 19:20
4/1(月)〜4/3(水) 19:50
4/4(木)・4/5(金) 19:20
4/6(土) 21:30
4/7(日) 19:40
4/8(月)〜4/12(金) 21:30
4/13(土)〜4/16(火) 21:50