“Murmurations” ドローイングコンサート

tAk & Demont

日系フランス人ミュージシャンtAk(タック)と、フランス人絵本作家のAdrien Demont (アドリアンデュモン)のユニット。

エレキギターとエフェクターを駆使したアンビエントインストルメンタルを奏でるtAk。tAkの音、その場の空気、知覚の振動をAdrien Demontが卓上カメラを通し、一枚の用紙の上に幻想的な物語を次々と生み出しスクリーンに上映します。
平安時代に日本で生まれた美的理念である、自然、人生の中で発生するしみじみとした感情。全ては生まれては消えゆく「もののあわれ」。そんな儚くも美しい不思議な世界へ旅をするような瞬間を描いていくライブアートワークです。
これまで100回を超えるコンサートをフランスをベースに行い、海外では、二度の日本ツアーやドイツ、スロベニア、様々なフェスティバルや芸術団体主催イベント、学校、などにも公演の場を広げています。

ゲスト：曽我大穂
(仕立て屋のサーカス・CINEMA dub MONKS)

音楽家。多楽器奏者。舞台演出家。
ハーモニカ、フルート、カヴァキーニョ、鍵盤楽器、テープレコーダ、トイ楽器、スティールパン（の）ほか、音の出るあらゆるものを使った即興演奏を得意とし、1999年から沖縄にてジャムバンド“CINEMA dub MONKS”としてバルセロナやベルリン、ニューヨークなど世界各地で活動。二階堂和美、ハナレグミ、グットラックヘイワ、mama!milk等のライブ・レコーディングサポート、テレビＣＭ音楽の演奏・制作や、他ジャンル（映画、ダンス、演劇、写真、美術、小説）とのセッションも多い。2014年からは舞台芸術グループ「仕立て屋のサーカス」を主宰。基本設計を手がけると共に、全公演に出演し、演出も行っている。
「アートの社会実装」を掲げ、歴史学者、文化人類学者、映画監督、地方自治体、出版社、美術館といった多彩なパートナーと共に作り上げるそのパフォーマンスの舞台は、劇場を飛び越え、教育分野や地域コミュニティへと広がっている。

– tAk & Demontと曽我大穂 –
彼らが初めて出会ったのは、曽我大穂が仕立て屋のサーカスのヨーロッパツアーでフランスのボルドーを訪れた2018年。tAk はその公演のサポートメンバーとして参加。
翌年の2019年、仕立て屋のサーカスボルドー 公演でtAk & Demontは前座を務める。
2022年には、曽我大穂ソロでの映画製作プロジェクトのために、フランスを訪れ、ボルドーのアートスペースにて、tAk & Demontと曽我大穂ソロとして初の共演を果たし、会場に入れないほどの観客が訪れ、大盛況に終わりました。
今回が、tAk & Demont x 曽我大穂、初の日本での共演となります。

フランス育ちでありながら日本の美的理念に大きく影響を受けているtAk & Demontにとって、国内外を問わず活躍の幅を広げている曽我大穂とアートを通し、両国の交流を広げることは目標のひとつでもあり、喜びです。

今回の国境を超えた両アーティストの貴重な公演は、子供から大人まで世代を超え、初めての世界へ旅をするような、特別な瞬間を心に残してくれる事でしょう。是非お見逃しなく！

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