突然、君がいなくなって

公開予定日

2025年07月12日(土)

作品情報

2024年／アイスランド=オランダ=クロアチア=フランス／80分

スタッフ

監督・脚本：ルーナ・ルーナソン

出演

エリーン・ハットル／ミカエル・コーバー／カトラ・ニャルスドッティル／バルドゥル・エイナルソン

公式サイト

https://www.bitters.co.jp/totsuzen/

Intoroduction

観る者の心を揺さぶる、北欧の島国・アイスランドが魅せる映像美と音楽
長い夏の1日が凝縮された、唯一無二の映像体験

16mmフィルムで捉えられた映像には、海岸沿いに差し込む幻想的な陽の光、街並み、そして〈ハットルグリムス教会〉〈ハルパ〉などアイスランドを代表する近代建築が登場する。さらに主人公・ウナの心を浮かび上がらせるのは、『メッセージ』『博士と彼女のセオリー』などでも知られるヨハン・ヨハンソンの楽曲「Odi et Amo」。2018年に逝去した稀代の音楽家の既成曲が用いられた。ほとんど日の沈むことのないアイスランドの夏の１日が凝縮された〈80分〉の中で、観る者は喪失から再生へと向かう“光”を目撃する。

Story

ある日突然、最愛のひとを失ったら

その悲しみを誰にも打ち明けられないとしたら

レイキャビクの美しい海辺で〈秘密〉を抱えた彼女が出会うものとは

アイスランド・レイキャビクの美大に通うウナには、大切な恋人ディッディがいる。しかし、二人の関係は秘密だ。彼には遠距離恋愛をしている長年の恋人、クララがいる。ある日ディッディはクララに別れを告げに行くと家を出た後、事故に巻き込まれ帰らぬ人となってしまう。誰にも真実を語ることができないまま、ひとり愛する人を失った悲しみを抱えるウナの前に、何も知らないクララが現れる――。

クララを励ます仲間たちを見て、ウナの心は追い詰められていく。そんななか、クララはウナに対するある思いを打ち明けるのだった…。