戦場のボヘミアン カメラマン ⽯川⽂洋

公開予定日
2027年01月02日(土)
作品情報
2026年/日本/88分
スタッフ
監督:河邑厚徳
出演
石川文洋 モノローグ:滝藤賢一
公式サイト
https://senjo-no-bohemian.com/index.php

ベトナムの戦場で地獄を見た石川文洋は、名もなき人々の中に希望を見出し、市井の人々を撮り続けた

日本写真協会年度賞、日本雑誌写真記者協会賞、日本ジャーナリスト会議 (JCJ) 特別賞、スウェーデン賞の他、ベトナム政府から文化通信事業功労賞も受賞した報道写真家の石川文洋。戦場取材が許された最後の戦争であるベトナム戦争で活躍したロバート・キャパ、沢田教一、一ノ瀬泰造ら報道写真家が戦地で亡くなる中で、存命していた神話的人物だった彼が2026年8月23日逝去した。

ベトナム戦争中、同時期にサイゴンで親交があった作家の開高健は文洋を「つねに右の目は熱く、左の目は冷静でありつづけるカメラ青年」と表現した。 ベトナムの取材で文洋と出会った石原慎太郎は、「沖縄という、祖国の中でも唯一、特異な状況にある故郷を持った彼が、あの邪悪な戦争を見る眼は確かに我々内地人間とは違っているに違いない」と書いた。 ホーチミン市にある戦争証跡博物館の副館長のフィン・ゴック・ヴァンは、「単なる技術ではなく、心で撮っているから弱い者たちの本当の姿を表せるのだと思う」と絶賛した。

そんな文洋だが、沖縄戦の時に沖縄にいなかったため、沖縄戦を体験していないということがコンプレックスになっていた。文洋は、4歳で沖縄を離れたが、沖縄生まれのうちなーんちゅだと思っている。ベトナムやカンボジアで戦争や大虐殺の現場を見てきたからこそ、他の人と違った視点で伝える必要性を感じていた。文洋は、戦闘場面だけでなく、無名な人々の命を見つめた。

9回死にそうになりながらも、命懸けで撮影を続ける戦争目撃者としての生涯を、滝藤賢一によるモノローグで振り返る。

上映スケジュール

1/2(土)公開
上映時間調整中