エリック・ロメール監督特集 Aプログラム『モンソーのパン屋の女の子』『シュザンヌの生き方』『ベレニス』

公開予定日
2021年06月21日(月)
公式サイト
https://rohmer-sixcontesmoraux.jp

1962年、42歳のロメールが盟友バーベット・シュローダー(当時21歳)と共に映画制作会社レ・フィルム・デュ・ロザンジュを立ち上げ、「モンソーのパン屋の女の子」が生まれ、〈六つの教訓話〉シリーズはスタートした。

構想になんと10年。二人の魅力的な女性のあいだで翻弄されながら、運命の愛を求め、ひとりよがりの夢想と葛藤に思い悩む男たちの可笑しさを詰め込んだ6作品。ロメールの唱える男女の恋の教訓は、普遍的であり、かわいくもあり、そして何よりもほろ苦い。

さらに今回は、ロメールの長編デビュー作「獅子座」に加え、「カイエ・デュ・シネマ」誌に映画批評を寄稿し始めた頃の若きロメールが、ゴダール、シャブロルらと共に撮った才気あふれる短編を6本、トータル13作品を特集上映いたします。

 

{六つの教訓話}第1話『モンソーのパン屋の女の子』[Aプログラム]

1962年/フランス/モノクロ/23分

製作・出演:バーベット・シュローダー

撮影:ジャン=ミシェル・ムリス/ブリュノ・バルベ

〈六つの教訓話〉シリーズの第1作にあたる短編。

学生の“私”は街でよく見かける美しい女性、シルヴィーに恋をする。友人にそそのかされその気になった“私”は、思い切って声をかけるが、その日から一切彼女の姿を見なくなってしまった。シルヴィーを探し求めて彷徨う“私”は、パン屋の女の子と知り合い、ナンパに成功。強引に誘ったデート当日、“私”はシルヴィーに再会してしまう。

 

{六つの教訓話}第2話『シュザンヌの生き方』[Aプログラム]

1963年/フランス/モノクロ/55分

出演:カトリーヌ・セー/フィリップ・ブゼン/クリスチャン・シャリエール

撮影:ダニエル・ラカンブル

真面目な薬学部1年生のベルトランは、誰もが憧れる美しいソフィーに思いを寄せつつ、プレイボーイの悪友・ギョームの恋人、シュザンヌのことが気になっていた。ギョームに何度も悲しい目に合わされ、破局してしまうシュザンヌを憐れみ、優しくしているけれど、好きなのはソフィー。2人の女性のあいだで迷っているつもりだったベルトランに突きつけられた衝撃の事実とは…。

 

{短編}『ベレニス』(日本初公開)[Aプログラム]

1954年/フランス/モノクロ/22分

出演:エリック・ロメール/テレーザ・グラチア

撮影:ジャック・リヴェット

かつては美しかったが、今は不治の病に冒されてしまった従妹。やつれ果てた彼女の体に光る「白い歯」に魅せられ、執心する男の狂気をロメール自らが演じた幻想的怪奇譚。フランソワ・トリュフォーが絶賛する1本。


6/21(月)11:10
6/23(水)11:10
6/25(金)11:10
6/29(火)12:40
7/1(木)12:40
日付上映開始時間