“Listening to the World”
Puuluup / プーループ(エストニア)
SUONNO D’AJERE / スウォン・デイエレ(イタリア)
エストニア・オルタナ伝統音楽と、イタリア・ナポリ歌謡の夢。
- 開催日
- 2024年10月06日(日)
- 開場・開演時間
- 開場18:30 開演19:00
- 会場
- 桜坂劇場ホールA
- 出演
Puuluup / プーループ(Estonia / エストニア)
SUONNO D’AJERE / スウォン・デイエレ(Italy / イタリア)- 料金
- 一般前売4,000円 当日4,500円(全席自由)
U-20前売2,000円 当日2,500円(要証明書提示)
※入場時別途500円ドリンクオーダーが必要
未就学児膝上無料 - 前売り券発売日
- 2024年08月30日
- チケット販売店
桜坂劇場窓口・リウボウ4階プレイガイド
ファミリーマート各店・イープラス
ローソンチケット(Lコード81341)
チケットぴあ(Pコード279-949)・セブンイレブンMusic from Okinawaオンラインショップ(手数料・送料無料・当日受取)
- お問い合わせ
- 問・電話予約=桜坂劇場 098-860-9555
“Listening to the World”
エストニア・オルタナ伝統音楽と、イタリア・ナポリ歌謡の夢。
PuuLuup / プーループ(エストニア)
SUONNO D’AJERE / スウォン・デイエレ(イタリア)
世界は、その土地に根ざした魅力的な音楽であふれています。そうした世界の音に耳を傾ける新たなコンサートシリーズ “Listening to the World” を始めます。
今回は、北欧エストニアのPuuLuup / プーループと、イタリアのSUONNO D’AJERE / スウォン・デイエレの2組を招きます。いずれも今回が初来日。それぞれに韓国や台湾を巡るツアーの途中で、沖縄に立ち寄ってくれます。日本公演は、桜坂劇場1本のみです!
PuuLuup / プーループ
PuuLuup / プーループは、2014年に、Ramo Teder(ラモ)とMarko Veisson(マルコ)によって結成されました。二人はエストニアの伝統楽器タルハルパ(伝統的な弓付き竪琴)の愛好家です。彼らは、タルハルパの自然な響きを保ちながら、弦の振動をエフェクト・ブロックやルーパーで演出し、オルタナティブな奏法で披露します。そのパフォーマンスは世界で絶賛されています。2020年には、沖縄を含む日本ツアーを行う予定でしたが、パンデミックで中止になりました。ラモは、北欧の奇才「パスタカス」としてソロ名義で2度来日しており、世界的にも評価の高い日本のバンド「テニスコーツ」と作品を発表しています。
SUONNO D’AJERE / スウォン・デイエレ
SUONNO D’AJERE / スウォン・デイエレは、イタリア南部、ナポリ歌謡の復権を象徴するグループです。カリスマ的存在であるIRENE SCARPATO(イレーネ・スカルパート)のヴォーカルと、MARCELLO SMIGLIANTE GENTILE(マルチェロ・スミリアンテ・ジェンティーレ)のマンドリン、GIAN MARCO LIBECCIO(ジャン・マルコ・リベッチオ)のギターによるトリオは、伝統的なナポリ歌謡を再解釈して新たなアイデアを散りばめており、”ナポリの輝かしい音楽史に新たな輝きをもたらす夢”と称されています。3人それぞれに素晴らしい音楽キャリアを重ね、多くの賞を受賞しています。
<"Listening to the World"開催にあたって> 9月〜10月は、アジアのインターナショナルなフェスシーズンで、各都市で多くのイベントが開催 されています。PuuLuupは、韓国・ソウルのZandari Festaに出演、SUONNO D’AJEREは、 韓国・光州のBusking World Cupと台湾・台北のWorld Music Festival @Taiwanへの出 演が決まっています。今回は、それぞれのエージェントからブッキングを相談されました。 PuuLuupは2020年7月の日本ツアーで桜坂劇場での公演も決まっていましたが、パンデミック で中止に。最近の映像を見ると、そのパフォーマンスはさらに激しく磨かれた印象です。今回は そのリベンジでもあります。 SUONNO D’AJEREは、6月にチェコのオストラバで開催されたショーケース”Czech Music Crossroad”で、その演奏を聴きました。マンドリンとギターをバックに歌われる郷愁に満ちたナ ポリの歌謡は、言葉の意味を超えて深く響きました。 アジアには国を跨いでブッキングを行うエージェントがほぼいないため、海外アーティストにとって、 アジアでツアーを組むことは難しい状況です。沖縄は、海外のアーティストにとって、音楽的な背 景や地理的な面で、とても魅力的な場所です。沖縄のアーティストとのコラボレーションの機会 を作ることも可能です。オーディエンスにとっても、クオリティの高い多様な音楽に触れてもらう機 会を提供できることはとても有意義です。世界の音に耳を傾ける機会を少しずつ増やしながら、 沖縄を軸にしたアジアのツアールートを構築していくことを探っています。 そのためにも一人でも多くの人に彼らの音楽に触れてもらえればと思います。 野田隆司(桜坂劇場プロデューサー)