吸血鬼【カール・テオドア・ドライヤー セレクション vol.2】

公開予定日
2024年06月08日(土)
作品情報
1931年/フランス・ドイツ/74分
スタッフ
監督:カール・テオドア・ドライヤー
出演
ジュリアン・ウェスト(ニコラ・ドゥ・グンツブルグ)/モーリス・シュッツ
公式サイト
https://www.zaziefilms.com/dreyer2023/

世代を超え敬愛される、世界映画史が誇る孤高の映画作家カール・テオドア・ドライヤー
好評を博した2021年の特集上映に続き、第二弾を開催

19世紀末にデンマークで生まれ、常に独創的で革新的な作品を生み出しながら、一貫して人間、特に女性の心の真髄をフィルムで捉え続けた、世界映画史が誇る孤高の映画作家カールテオドアドライヤー。 ジャン=リュックゴダール、フランソワトリュフォー、イングマールベルイマンなどの巨匠たちからアルノーデプレシャン、ギャスパーノエといった現代の先鋭たちにまで多大なる影響を与え世代を超え敬愛されています。
大戦が二度起き変革の渦中の時代にあっても粛々と映画制作に情熱を注ぎ、79年の生涯で長編14作品を発表。被写体を見つめ、モノクロームの世界を巧みに操り、新たな映画芸術の可能性を示し続けてきました。
そんな唯一無二の映画作家ドライヤーの特集第二弾が開催。画家の愛と死を耽美的に描いた無声時代の傑作ミカエル、世界で大ヒットとなったホームドラマあるじ、そしてドライヤー初のサウンド映画である美しき幻惑のホラー吸血鬼の3作品を新たにラインナップ。映像表現のアプローチに多様な顔を持つドライヤー作品をとくとご堪能ください。

 

【『吸血鬼』あらすじ】

悪魔や吸血鬼の研究に没頭する青年アラングレイ。パリ郊外の村を訪れた彼は、奇妙な老人から託された小包に導かれるように、とある古城にたどり着く。そこで老人が殺されるのを目撃し…。そぎ落とされた台詞、数々の撮影トリック、そして緻密に重ねられた音響が、緊張感のある恐怖を作り出す。これは幻なのか、現実なのか。映画史上屈指の美しい悪夢体験を。

 

【ほか上映作品】

ミカエル

あるじ


上映スケジュール

6/8(土)
10:00(~11:18)

6/9(日)
12:00(~13:18)

6/10(月)
休映

6/11(火)
12:10(~13:28)

6/12(水)
12:00(~13:18)

6/13(木)
休映

【上映最終日】
6/14(金)
12:10(~13:28)