#6『いのちと向き合う』【戦後80年 内田也哉子 ドキュメンタリーの旅「戦争と対話」】

公開予定日
2025年12月22日(月)
作品情報
2025年/日本/97分
スタッフ
ディレクター:中村育子
出演
内田也哉子/佐喜眞道夫
公式サイト
https://sbc21.co.jp/tv/documentarynotabi/story06.php

introduction

信越放送が2003年に制作したドキュメンタリー
『民教協スペシャル いのちと向き合う~皆の宗・高橋住職の挑戦~』を全編放送。

旅人、内田也哉子は、沖縄を訪ねる。
無言館に展示されている絵画。その作者で、沖縄戦で命を落とした画学生を「平和の礎」で探す。チビチリガマ、辺野古…。戦争が、過去から現在、未来へ続く、沖縄の現実。ドキュメンタリーから20年余り。長野県松本市に高橋住職を訪ねる。ガンで闘病生活を送りながら、沖縄にも足を運び、沖縄戦で亡くなった人々への慰霊を続けている。

そして、対話のお相手は佐喜眞美術館・館長の佐喜眞道夫。丸木位里・丸木俊が最晩年に取り組んだ「沖縄戦の図」を所蔵する美術館で、沖縄戦と本土空襲、いのち、アートの力について語り合う。

story

長野県松本市の神宮寺。「何宗ですか?」ときかれて「皆の宗・臨機応変派ですよ」と半ばジョークで答える高橋卓志住職。お寺は活気に満ちている。常に人が集い、禅宗の伝統を受け継ぎながら、高齢者のためのデイサービスや、お葬式の見本市など、様々な取り組みを行っている。死者と向き合う巡礼の中で、セレモニー中心の仏教に疑問を持ったのがきっかけだ。高橋住職は、アジア太平洋地域を訪ね、戦争で命を落とした人々の遺骨収集や供養をしてきた。戦争や差別に対して宗教者としてどうあるべきか、問い続けている。

「寺は生きている人のためにある」という信念と、いのちへの真摯な思いを明るくユーモアに包んで描く。


上映スケジュール

12/22(土)限定上映、上映時間調整中