ある全寮制高校の1年間を記録したドキュメンタリー。
島根県江津市の浅利富士の中腹に建つ、全校生徒34名の全寮制学校・キリスト教愛真高校。人里から離れたこの場所で、学生たちは親元を離れ、仲間たちと生活をともにする。学校生活にスマートフォンやインターネットはないが、対話する学友や先生、そして音楽が身近にある。外界から距離を置いた少し不便な環境のなか、人と向き合う時間が自然と育まれていく。ここでは意見を述べるだけではなく、聞くこと、受け止めること、そして時に反論することが、日々の営みとして繰り返される。生活のルールである「決まり心得」もまた、学生と教職員が話し合いを重ねながら改変されてきた。国内外のさまざまな場所から集まった他者とともに暮らす現代の高校生と教職員の姿を、約1年にわたって取材する。
監督は自身も愛真高校の卒業生で、写真家・映画監督の本橋成一主宰のポレポレタイムス社に所属する早川嗣。本橋の後押しを受けて2024年から母校にカメラを向け、劇場長編デビュー作として本作を完成させた。プロデュースには本橋が名を連ね、25年12月に他界した彼が最後に手がけた映画となった。
上映スケジュール
8/15(土)〜公開
上映時間調整中
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