肉屋【クロード・シャブロル傑作選】

公開予定日
2026年06月20日(土)
作品情報
1970年/フランス・イタリア/93分
スタッフ
監督:クロード・シャブロル
出演
ステファーヌ・オードラン/ジャン・ヤンヌ
公式サイト
https://claudechabrol2026.jp/

story

フランス南西部の村で小学校の教師を務めるエレーヌは、孤独を抱えた肉屋のポポールと結婚式で隣あい、急速に親しくなる。一方、村で次々と起こり始める残忍な殺人事件。ある日、生徒たちとピクニックに出かけたエレーヌは惨殺死体を発見するが、傍らに落ちていたライターはエレーヌがポポールにプレゼントしたものとそっくりだった…。のどかな片田舎での日常に出現する異様な事態──花束に似た肉、パンに滴る血──人を愛しきることができない女、そして果てしない闇を抱えた人間がしぼり出す、一瞬の限りない切実さ。奇妙な切なさに放り出されるクライマックスも秀逸な、これぞシャブロル流愛の犯罪劇。

ほか上映作品

女鹿』 1968年/99分

ある日、セーヌ川に架かるポン・デ・ザールの路面に絵を描いている娘、ホワイを見そめたブルジョワの女、フレデリック。フレデリックの屋敷に住むことになったホワイは客として訪れたポールに惹かれるが、ポールはフレデリックとも関係を持ち…。

 

不貞の女』 ・・・日本初公開 1969年/98分

保険会社の重役シャルルは妻エレーヌと息子と共に幸せな毎日を送っているが、ある日、エレーヌが作家ペガラと浮気していることを突き止めてしまう。ペガラの家を訪れ、最初は平静を装うシャルルだったが、次第に怒りに駆られ…。

 

クロード・シャブロル

1930年パリ出身。大学時代にシネクラブやシネマテークに入り浸り、フランソワ・トリュフォー、ジャン=リュック・ゴダール、エリック・ロメールらと知り合う。フリッツ・ラングとアルフレッド・ヒッチコックの熱狂的ファンとなり、50年代は「アール」誌、「カイエ・デュ・シネマ」誌に寄稿、20世紀フォックスの支社で宣伝も担当。ジャック・リヴェットの短編第一作『王手飛車取り』(56)に製作・脚本・出演で参加。1958年、長編第一作『美しきセルジュ』を監督。翌59年にはゴダール『勝手にしやがれ』に監修の名目で参加したほか、『二重の鍵』、『いとこ同志』を発表。後者でベルリン映画祭金熊賞を受賞し、一躍注目を浴びた。以後ほぼ毎年のように監督作を発表。他の主な作品に『気のいい女たち』(60)、『殺意』(66)、『主婦マリーがしたこと』(88)、『ボヴァリー夫人』(91)、『石の微笑』(04)、『引き裂かれた女』(07)など。2010年、パリにて死去。

上映スケジュール

6/20(土)公開
上映時間調整中