ルオムの黄昏
- 公開予定日
- 2026年09月05日(土)
- 作品情報
- 2025年/中国/99分
- スタッフ
- 監督:チャン・リュル
- 出演
- バイ・バイホー/ダン・リウ/ホァン・ジェンシン/ポン・ジン
- 公式サイト
- https://zhanglu-japan.com/
introduction
釜山国際映画祭と東京国際映画祭で3冠に輝く——
チャン・リュル(張律)監督最新2作、待望の2作品同時公開決定
今、最も注目すべき東アジア映画の名匠、チャン・リュル監督。中国・吉林省延辺朝鮮族自治州に朝鮮族3世として生まれる。延辺大学中国文学科卒業後、北京に拠点を移し小説家として活動。その後、映画監督へと転身し、以降、中国・韓国・日本を漂流するように長編16作品を手がけてきた。2025年、再び中国を舞台に、変わりゆく現代中国の中で揺らぐアイデンティティを主題に『春樹』(はるき)を完成させる。その『春樹』の撮影を終えた直後、休暇で立ち寄った四川省の古鎮・羅目鎮(ルオム)で着想を得て、同キャストで撮影した姉妹作が「ルオムの黄昏」だ。
story
消えた恋人の痕跡と、探すほど遠ざかる道——
3年前に突如消えた恋人・王(ワン)から、「羅目の黄昏」とだけ書かれた一枚の絵葉書が届く。劇団でダンサーをしていた白(バイ)は、その一文をたよりに、四川省の古鎮・羅目鎮(ルオム)の宿へ辿り着く。宿の女性亭主・劉(リウ)、その劉を20年間想い続けた黄(ファン)、そして行き交う旅人たち。かつて交易で栄え、いまは静かな時間が流れるこの街で出会うのは、王の姿ではなく、王が残した時間の痕跡だった。遠くからは汽笛の音が微かに響き、古鎮を彷徨う白の前に、王は幻のように現れては消える。ある日、白は王に似た男が山中の寺院で目撃されたという情報を知る——
女優としての夢が行き場を失い、恋愛にも行き詰まる春樹(チュンシュー)、37歳。20年離れていたかつての故郷・成都に戻った春樹は、かつての演技指導者・張梅(ジャン・メイ)を訪ねる。しかし張梅は認知症で言葉を失いつつあった。故郷に居場所を見つけられない春樹に、張梅の息子で、母の世話をするため上海から戻ってきた冬冬(トントン)が静かに寄り添う。過去の栄光も、教えも、学びも、時代の流れの中でいつのまにか忘れ去られ、朽ちたまま残る国立映画撮影所のように、停滞する人々の傍らで日々はささやかに過ぎてゆく。
上映スケジュール
上映時間調整中
