エコライフ講座3”カレーから見えるフェアトレード”

遅くなりましたが、先月末行われたエコライフ講座3の模様をご紹介します。
※エコライフ講座は、全1回の講座がオムニバスに展開される、ちょっと変わった短期講座です。
日々の生活を見つめ直し、(身近なところから出来る)地球にも人間にも優しい暮らし方の提案をしています。
エコライフ講座3はカレーから見えるフェアトレード”をテーマに展開されました。
アジア圏に根付いたカレーの文化。そこに蔓延る格差不平等に立ち向かう人々の取り組みを紹介し、実際に彼らの生産するスパイスを使ったカレーを食べてみよう。といった具合です。
←これはスパイスやカレーキットたち。全てフェアトレード商品。講師の宇地原さんのお店「エコショップ”えころん”」(首里石嶺町)で購入出来ます。
※フェアトレードとはなんぞよ??という方はこちら
まずは、普段食べている皆さんの「お家カレー」を絵に描いてもらい、続いてアジア各国の気候風土やその土地の宗教、そしてカレー基礎知識(一日何食カレーを食べるの? ポピュラーなカレーのレシピは?等…)を各班で調べまとめて、発表しました。
タイ・インド北部・ネパール・スリランカの4つの地域のカレーの特色を調べました。それぞれの表を前に思うのは、宗教の違いで、かなり多様なカレー文化が形作られている事。宗教カレーこれだけで一冊の本が書けるのでは…いやホントに。他にも、気候等が絡み合いアジアのカレーは様々なバリエーションが生み出されたのです。豚肉・牛肉がタブーとされている地域では野菜をふんだんに使ったカレーが。海に面した地域では魚醤や魚介類を用いたものなど…奥深すぎです。

後半はカレー(フェアトレードスパイス県産無農薬野菜)を食べながら、DVD(フェアトレード団体のドキュメント)鑑賞です。アジア圏らしく、右手(素手)で食べることにチャレンジする受講生さんもちらほら。
あっという間の1時間半でした。日々の暮らしにふと目を落としてみると、思いもかけない発見があるものです。今回は、カレーから民族の多様性や、普段口にしている食べ物の背景に思いを巡らせる大切さを学びました。
県内の美味しいカレー屋情報等も飛び出す、正真正銘の”美味しい講座”となりました。あ〜カレー食べたい…食事


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