超ハードコアな映画やるぞ!『DOGLEGS』っていうんだ!



私はプロレスで萌えたりしない。燃えてるんだ!
プ女子?そんな小さな枠に私をはめようとすんじゃねー!
あ!どうも、お恥ずかしいところを見られてしまいましたね。
最近発売された『もえプロスペシャル 棚橋弘至』が全然欲しくない!! でおなじみ、
ツヨガリータ・下地です。
さて、3月30日が近づいてきました。

ご存知、新日本プロレスの沖縄大会です。
そこで、ある映画を1本ブッキングしたわたし。
その名も『DOGLEGS』(ドッグレッグスと読みます)
障がい者プロレス団体「ドッグレッグス」に密着したドキュメンタリー映画です。
観賞後の第一声は『一番スゲエのは、やっぱプロレスだったんだな』です。
どんなに隠そうとしても、隠そうとする姿も含め、レスラーの人生が出てしまうのがプロレス。
東西南北全方角の客に、自分のいい部分もダメな部分も、恥ずかしい部分も、全てさらけ出す覚悟なくしては、リングに上がることさえできない。
だから、リングに上がっている彼らは、人間として心底カッコイイと思う。
そしてこの映画は、観る側も、少しばかり覚悟と勇気を求められる。
不自由な身体でのたうち回るリング上のレスラーに手を差し伸べることもできず、むしろ、重度の身体障害者が、リングに上がり、健常者にボコボコにされるシーンを笑って眺める側になるのだから。



でも絶対気づくと思う。結局そこには愛しかない。って。
「ドッグレッグス」の代表は健常者。その名も【ボランティア界のヒトラー・アンチテーゼ北島】。「愛を語るボランティアはガス室送り」なんておっしゃって、率先して障がい者レスラーをボコボコにしていますが、結局彼こそが最大の愛。

そして、その愛を全身で受け止め、リングの上にこそ生き甲斐を見いだす障がい者レスラーたち。
「ここでしか生きていけない」そんな場所を持っている、強い人間の顔を、目を反らさずに、ちゃんと見てほしいです。
ボランティアを語る前に、プロレスを語る前に、いったんこの映画を観てみるといいかもしれないですよ♪
映画『DOGLEGD (ドッグレッグス)』は
3/26(土)から4/8(金)まで、桜坂劇場にて2週間限定上映
ドッグレッグス公式サイト
http://doglegsmovie.com/ja/
追伸
最近、新日本プロレスにも、方向性を完全に見失ったレスラーが1人いるのですが、twitterで「消えてしまいたい」とつぶやいたり、試合中うつろな目をしたりと、おいおいおい、って感じですが、ちゃんとリングに上がって、情けない自分をさらけ出しています。だから偉いと思う!


コメント

  1. ドッグレッグス観ました!最高に熱くて、最高に激しくて、最高に強い映画でした。自分が観た回はお客さんが自分一人だけだったけど、この映画が観れて最高に幸せでした。また、周りの友人に広めようと思ったら上映が終わってしまったので、またアンコール上映を希望します!

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