『海角七号』感想

さて桜坂劇場での上映は終了したものの、3/15(月)、16(火)に沖縄市民小劇場あしびなーでの公開を控えた『海角七号 君想う、国境の南』の公開を前に、お客様にいただいたアンケートの感想をピックアップしてみました。
>>沖縄市上映の情報
皆さん楽しんでいただけたと思います。そう、実に正攻法で真っすぐな娯楽映画なんですね、これが。台湾の風景も沖縄に似ていて親近感が持てるし。皆さんのコメントを読んで、そのおもしろさをぜひあなたの目でお確かめください。
「昨年、台湾版DVDを観てはいましたが、今回の上映楽しみにしていました。日本語字幕で、また違った感動もありました。日本と台湾の関係を重過ぎなく描いていて見やすいと思った。とにかく、どこをとっても『台湾!』色がたまらなかったです。この切ない感っていったいなんですかね。
「昔と今、音楽と海がとけ合うラブストーリー。胸キュンでした」
「個性あふれるキャラクターで良かったです」
「世代を超えて楽しめる映画だと思いました。それぞれの世代で、いろんな思いが感じられる作品だと思う。もっと台湾の事を知りたくなり、より好きになりました」
「60年前と現在が行き来する中、なぜか新しい心を感じさせる。
楽曲がすばらしく、今、海風を浴びたい。そんなすがすがしい気持ちでいっぱいです。ぜひ、もう一度見たい映画です。今度は一人じゃなく大切な人と観たいです」
「恋愛は後悔がないようにその時にできる事をしておこうと思いました。心の洗濯になりました」
「日本人が出演していたからでしょうが、でも日本の映画でもなく、台湾の映画でもないような不思議と二つの国が交錯したような感覚を持ちました。
中孝介さんの歌声はこの映画に必要でしたね。また違う台湾映画を観たいです」
「まるで沖縄で撮影したかのような景色でした。たぶん日本の中で沖縄県民が一番海との距離感や潮の感じを画面から感じられるでしょう。繰り替え染みて見たい映画です。台湾で大ヒットな理由がわかりました」
「国も時代も超えても人が人を思う気持ちに変わりはないんだなと思いました。また優しい歌は心を揺さぶります。中孝介が役者になったのにはビックリ!でした」
「感性に伝わるすばらしい映画でした。人は支え合い生きている事を実感しました」

台湾はもちろん、中華圏でもヒットしたこの映画。どういう内容なのかとずっと期待していましたが、観てなるほど。大勢の個性的な人物が登場し、賑やかに、楽しく展開するお話にまず感動。さらに古き良き台湾の田舎の心みたいな素朴さが良い。これはもう台湾ならずとも共通する普遍的な物でしょう。そして音楽。日本の唱歌でもあったシューベルトの『野ばら』がキーとなって進む物語が、老若男女すべての世代の心を動かすわかりやすさ。まさに娯楽の王道。
さらに僕ら的には、奄美出身の中孝介さんが本人役で出演するという驚きもありました。彼の歌も聴けるし、演技も楽しめます。
なによりも中さんがこんなに台湾で人気とは知らなかった。
ちなみに中孝介さんはmusix2009では、桜坂劇場にてライブを行います。お楽しみに。


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